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ニキビ治療薬の違いと効果を簡単にまとめてみた

スキンケア

ニキビ歴20年のKanaeです。

皮膚科で処方してもらえる薬はいろいろありますが、その効果と違いって何だろう?と思い簡単にまとめてみました!

使ったことがある薬だらけですが、なるほどな〜と思うことが多かったので参考になれば幸いです★

個人的に驚いたのは、エピデュオやデュアックに配合されている【アダパレン】という成分は、第三世代レチノイドで、美容皮膚科でよく耳にするトレチノインのお仲間だということ!
このあたりはまだまだ勉強中ですが…

 

 

 

皮膚科でもらえるニキビ治療薬を簡単に【まとめ】

エピデュオ ベピオ デュアック ディフェリン ゼビアックス ダラシン アクアチム
過酸化ベンゾイル
角層を剥がれやすくする
白・赤ニキビの治療

アダパレン

角層を薄くする
白・赤ニキビの治療

抗菌剤
赤ニキビの治療

 

 

白・赤ニキビに効く薬

2008年にディフェリンが日本で使えるようになるまで、皮膚科でも白ニキビの治療薬がなかったそう。

 

抗菌剤は赤ニキビには効果がありますが、白ニキビには効果がありません。

また、長期間使うと耐性菌が現れるので効かなくなってしまうというデメリットがありました。

だから私もイオウカンフルローションとか抗菌薬を飲んだり塗ったりしたけど効果なかったのか(;_;)

 

ディフェリンが使えるようになったのは日本のニキビ薬の歴史上、大きな出来事だったんですね…

 

ディフェリンゲル

2008年11月発売

主成分:アダパレン(0.1%)

⇒ 角層を薄くする

 

✔厚くなった毛穴の皮ふを薄くして毛穴を広げる作用がある
毛穴に油のとおり位置を作ることで毛穴に詰まった油を外に出すことができる

✔耐性菌を生じないため、長期間使用しても効果が落ちない

ベピオゲル

2015年4月発売

主成分:過酸化ベンゾイル(2.5%)

⇒ 角層を剥がれやすくする

 

✔ニキビの原因菌の増殖をおさえて、ピーリング作用で毛穴づまりも予防できる

✔耐性菌を生じないため、長期間使用しても効果が落ちない

 

デュアック

2015年7月発売

主成分:過酸化ベンゾイル(3.0%)+クリンダマイシン(抗菌剤)

⇒ 角層を剥がれやすくする + 赤ニキビを治す

 

✔過酸化ベンゾイルがベピオより高配合だが、クリンダマイシン(抗菌剤)を配合しているため、長期間使用を続けていると耐性菌が発生して効かなくなるリスクあり。
使用は長くても3ヶ月くらいがいい

✔ニキビの原因菌の増殖をおさえて、ピーリング作用で毛穴づまりを予防できる

 

エピデュオゲル

2016年11月発売

主成分:アダパレン(0.1%) + 過酸化ベンゾイル(2.5%)

⇒ 角層を薄くする + 角層を剥がれやすくする

 

✔厚くなった毛穴の皮ふを薄くして毛穴を広げる作用がある
毛穴に油のとおり位置を作ることで毛穴に詰まった油を外に出すことができる

✔ニキビの原因菌の増殖をおさえて、ピーリング作用で毛穴づまりを予防できる

✔耐性菌を生じないため、長期間使用しても効果が落ちない

 

白・赤ニキビに効く薬【まとめ】

簡単にいうとこんな感じになるようです。

じゃあ最初からエピデュオを使えばいいじゃん!というとそう簡単でもないようです。

皮膚科の先生と相談して上手にニキビを治していきたいですね!

 

過酸化ベンゾイルとは?

ベピオ、デュアック、エピデュオに入っている【過酸化ベンゾイル】には角層を剥がれやすくする作用があるそう。

ニキビの原因菌の増殖をおさえて、ピーリング作用で毛穴づまりを予防できるんだとか。

ニキビで悩むなら美容皮膚科などでピーリングにお金をかける前に、皮膚科に行って保険治療内の薬をまず試すべきですね。

ニキビのガイドラインでも書いています。

尋常性痤瘡治療ガイドライン 2017

 

アダパレンとは?

角化異常で厚くなった毛穴の皮ふを薄くして毛穴に詰まった脂を外に出すことができるんだとか。

そしてこのアダパレンはレチノイド(ビタミンA誘導体)と似た誘導体で、ニキビ治療以外の美肌効果も期待されるそう。

レチノイドは美容皮膚科で処方されるトレチノインが有名ですよね。

ニキビ治療の成分のアダパレンがトレチノインと似た作用を持っていたとは、、、

私はニキビ肌以外にも毛穴の開きがコンプレックスなので皮膚科で相談したことがあったんです。

すると、「レーザー治療などをしても症例写真で見るような明らかな改善がでることは少ない。地道にニキビ治療で使っているエピデュオを使うのがいい」と言われたことがあります。

そういうことだったのか、、という感じです。

ただ、エピデュオもディフェリンもアダパレンは0.1%

美容皮膚科で使用されるものは濃度調整して処方することができるそうなので効き目は違ってきそうですね。

もちろんエピデュオなどはニキビの治療として認められている薬なので、それ以外を目的として使うことはできないですが、ニキビの薬はついつい塗り忘れたり、少し症状が良くなると止めてしまって再発することが多いそうなので(私も)、肌をキレイにする効果があるかも?と思うと続けるモチベーションは上げてくれそうです!

 

このアダパレン、妊婦さんや授乳中は使えないんですよね。

私は今授乳中なので、授乳がなくなったらまたお医者さんと相談して再開したいと思っています。

 

まとめ

以上、皮膚科で処方されるニキビの薬について簡単にまとめてみました。

私自身使ったことのある薬ばかりで名前はよく知っていたんですが効果を調べると面白かったです。

ニキビはしつこいし、辛いことも多いですが、よく知ることで興味が湧くことも多いです!

ぜひ一緒にニキビゼロのお肌を目指しましょう★

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  • この記事を書いた人
コンプレックス肌と闘う

kanae

30代、2児の母。毛穴・テカリ・ニキビなど悩み山盛りのお肌の主。 ノンコメドジェニックの化粧品マニア。 載せているお肌の写真に加工はしていないのでご了承ください。

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